1 / 10むかし むかし、やまの ちかくに、おじいさんと おばあさんが くらしていました。あるひ かわから、おおきな ももが どんぶらこ、どんぶらこ。
日本のむかしばなし
1 / 10むかし むかし、やまの ちかくに、おじいさんと おばあさんが くらしていました。あるひ かわから、おおきな ももが どんぶらこ、どんぶらこ。
2 / 10ふたりが ももを ひらくと、なかから げんきな あかちゃんが でてきました。「まあ、かわいい。ももたろうと なづけよう」
3 / 10ももたろうは、ごはんを もりもり たべ、すくすく そだちました。はたけも まきわりも てつだう、ちからもちで やさしい こです。
4 / 10あるひ、むらの ひとが おにに こまっていると ききました。「ぼくが いって、はなしを してきます」 おばあさんは きびだんごを つくりました。
5 / 10みちで いぬに あいました。「ももたろうさん、どこへ いくの?」 ももたろうが きびだんごを わけると、いぬは なかまに なりました。
6 / 10やまみちでは、さるに あいました。「ぼくも てつだうよ」 さるにも きびだんごを ひとつ。なかまが また ふえました。
7 / 10うみべでは、きじが まっていました。きじは そらから みちを さがせます。ももたろうは、さいごの きびだんごを きじと わけました。
8 / 10いぬの はな、さるの て、きじの め。みんなの とくいを あわせれば、こわいものは ありません。ふねは おにの しまへ すすみます。
9 / 10ももたろうは、おにたちに いいました。「ひとの ものを とったら、かなしい ひとが いるよ」 おにたちは あやまり、たからものを かえしました。
10 / 10むらに へいわが もどりました。おじいさんと おばあさんも、にっこり。ももたろうは なかまたちと、いつまでも たすけあって くらしました。