1 / 10としを とった ろばは、あたらしい ばしょを さがして たびに でました。「ブレーメンへ いって、おんがくを しよう」
グリム童話
1 / 10としを とった ろばは、あたらしい ばしょを さがして たびに でました。「ブレーメンへ いって、おんがくを しよう」
2 / 10みちばたで、つかれた いぬに あいました。「ぼくは もう はやく はしれないんだ」 ろばは いぬを たびに さそいました。
3 / 10つぎに、しょんぼりした ねこに あいました。「わたしも いっしょに いっていい?」 もちろん。さんびきで あるきます。
4 / 10もんの うえでは、おんどりが おおきな こえで ないていました。「その こえなら、すてきな うたが うたえるよ」
5 / 10こうして よにんの おんがくたいが できました。ひとりでは こころぼそい もりの みちも、よにんなら うたを うたいながら あるけます。
6 / 10よるに なると、もりの おくに あかりが みえました。まどから のぞくと、わるものたちが ごちそうを ひとりじめ しています。
7 / 10ろばの うえに いぬ、いぬの うえに ねこ、いちばん うえに おんどり。「ヒヒーン! ワン! ニャー! コケコッコー!」
8 / 10きいたことのない おおきな うたごえに、わるものたちは びっくり ぎょうてん。「おばけだ!」 と、もりの おくへ にげて いきました。
9 / 10よにんは あたたかい いえで、ごはんを なかよく わけました。おなかが いっぱいになると、やわらかい ばしょで ぐっすり ねむりました。
10 / 10いえが すっかり すきになった よにんは、ブレーメンへ いくのを やめました。まいにち うたって、たすけあって、いつまでも しあわせに くらしました。