1 / 5ちいさな かえるの ケロは、うたが だいすき。でも、だれかが いると はずかしくて、こえが ちいさく なります。きょうも はすの はの したで、「けろ、けろ」 と ひとりで うたっていました。
オリジナル童話
1 / 5ちいさな かえるの ケロは、うたが だいすき。でも、だれかが いると はずかしくて、こえが ちいさく なります。きょうも はすの はの したで、「けろ、けろ」 と ひとりで うたっていました。
2 / 5とつぜん、ざあざあ つよい あめ。あひるの こも、かたつむりも、とんぼも びっくりして ちぢこまりました。ケロは みんなを みて、むねに そっと てを あてました。
3 / 5ケロは いしの うえに のり、すうっと いきを すいました。「けろ、けろ、だいじょうぶ。あめは いけの おともだち」 こんどは、みんなに とどく こえで うたえました。
4 / 5ぽつぽつ はっぱ、こんこん から、ぱしゃぱしゃ みずべ。みんなも あめの おとに あわせます。ケロの うたは どんどん はずみ、こわかった あめが たのしい がっそうに なりました。
5 / 5あめが やむと、いけに おおきな にじが かかりました。「ケロの うた、もう いちど!」 こんどは みんなで こえを あわせます。ケロは にっこり、いちばん おおきく うたいました。